OTAKE TRAILHEAD [MTB]
1990年代のMTBブームの時にMTBをエンジョイされた方ならご存じであろう、大竹さんプロデュースによるトレールヘッド。
まさにトレールで楽しめるということをターゲットにしたMTBフレームでした。
そんなフレームが今まさによみがえりました。トレールを楽しむための自転車だから担ぎもあるかもしれないことを考えるとフルサスよりリジッドフレーム。
信頼性という意味でも頼もしいです。
そして疲れさせないためにも適度なしなやかさは欲しいところ。だからクロモリ。
また担ぎと言えばワイヤー類って結構邪魔物。
だからシフトワイヤー類はダウンチューブ下を通るのは普通として、ブレーキホースはトップチューブにダボを配し、邪魔にならないように通すことができます(イメージ伝わるかなぁ)。
もちろん今どきのMTBですからブレーキはディスク専用。
そしてフォークトラベルも当時から比べるとロングストロークになってきているので120~130mmに対応したフレームになっています。
フレームを構成しているパイプはカイセイのオリジナルパイプ。
実にそそるフレームです。
正直申しましてXCレースで勝つのなら最新のカーボンバイクでしょう。
しかし山はクイックなハンドリングより操れるハンドリング、万が一の時にリスクの高いフレームより何とかなりそうなフレーム、進むけれどガツガツくるよりしなやかなフレーム、そういう方が好ましいですね。
そういうフレームでフォークストローク120~130mm対応の物ってなかなかありません。
やっぱ「わかっている」方がプロデュースすると「そそる」物になりますね。
あっ、安いクロモリはダメです。重くてガツガツくるだけでいいところありませんから。
2013-03-29 09:16
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