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PANASONIC FRC07 [ロードバイク]

2014_pana_frc07.jpg現在において最速のロードレーサーを手に入れようと思ったらやはりカーボンでしょう。
でも私たちはプロのレーサーではありません。
機材供給されない代わりに選ぶ権利はある。
ならば好きな物を買ったっていいじゃないか。
ましてや所有する喜びをも得たいのならば満足できる物を。
いかにも自転車らしい細くて繊細なパイプ、地面と平行なトップチューブ。
そんなわけでクロモリのロードを選ぶ方が増えています。
ただあまたあるクロモリの中で、流行りだからと言って媚びていない純粋な物をと言うわけで、ここのところPANASONICを選ぶ方が増えています。
特に最新というわけでもないのですが、だからこそ有り難みがあるのです。
PANASONICと聞くと、企業イメージから最新のテクノロジーでバンバン量産、大量生産と感じるかもしれません。
しかし意外(?)やPANASONICのオーダーバイクは人の手の入った、20世紀を感じさせる(?)物だったりします。
このFRC07(完成車のORC07も含む)は、バブル華やかし頃、まさにツール・ド・フランスの最終日、凱旋門をトップでゴールを切ったバイクなのです。
パイプは名実ともに定評のあるタンゲのPRESTAGEを採用し、エンド部の当たり面とチェーンステイは当時と同じくめっき処理されています。
そしてパイプの接合はTIG溶接ではなく、ラグによるロー付けというのも泣かせます。
しかもこのラグがなかなか格好良い。
それにヘッドパーツもデュラエースが付いてきます。
更にいかにも日本製、シートチューブ内部やBBのねじ部の仕上げ、エンドの平行度など結構ちゃんと出ています。
と言うか、ヨーロッパのブランドのフレームや、はたまた当時のPANASONICのフレームよりよっぽどしっかり精度良くできています。

話は逸れますが、最近トヨタ ランドクルーザー70が復活しましたね。
当時の物を今買えるのはある意味贅沢なことで、だからこそ70やメルセデスのGクラスも当時より高くなっていますね。
でもFRC07は当時とさほど変わらない価格(と記憶しております)とすると、これは良心的だしお買い得と言えるかと思います。

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