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レーサーは違う [整備]

昨晩卓也選手が来店されました。
この間富士見パノラマで会ったときにセッティングを色々試していると聞いていたのですが、おおよその解が見つかったとのことでした。
色々話しているうちに僕ら一般ピープルとレーサー(特にトップレベル)な人の求めるセッティングが違うことに気づきました。
わかってはいたけど、トップのレーサーに言われると説得力があった。
一般的には高価なバイクやサスペンションを購入すると、いかにいい動きをしてくれるかを期待し、そういう方向でセッティングしていきます。
”いい動き”とはストロークをフルに使えているかとか、手にこないとか。
だけどレーサーは違います。
彼らが求めているのは「速く走れるセッティング」です。
もちろん手にこなくてスムースでしなやかな動きをしてれるに越したことはありません。
でも優先順位は「速く走れる」なんです。
速ければ、勝てれば、多少手にきたって、フルに使えなくったっていいんです。
彼と私は「腕」と「ビジュアル」はともかく、体格的には似ているところがあります。
だから彼のバイクのセッティングは私には参考になります。
数年前、彼のバイクはかなり柔らかいセッティングでした。
私が乗っても「こんなに柔らかくていいの?」と思えるセッティングでした。
が、特にワールドカップを経験してから変わってきたようで、今の彼のセッティングは硬める方向です。
サスペンションはあまり動きすぎると進むべき勢いさえも吸収してしまうということでどんどん変わっていきました。
トップの人に言われると説得力があります。
今や師と仰ぐ方々の助言以外得る物はあまりありません。
またワールドに行って新しい物を見つけてきてもらい、僕らにも伝授してもらいたいものです。
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