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ブリヂストン 一発二錠

一部のブリヂストンとヤマハの自転車に採用されている一発二錠ロック。
後輪のサークル錠を施錠するとハンドルもロックされる二重ロック、これのリコールが発表されているのは多くの方がご存じと思います。
異常な強い力が加わると、内部の部品が破損しないようにケースの表示部分が割れて異常を知らせる構造になっていますが、そのままの状態で使用し続けると誤作動し、ハンドル操作ができなくなり転倒に至る可能性があるというリコールです(リコール対象ではない一発二錠もあります。詳細はこちらで)。

上記文面は一部経済産業省のホームページから抜粋した物ですが、”異常な力が加わって、ケースが割れたら”危険と言うことです。
通常使用状態では問題ありません。

何故このような現象が生じるのか。
おそらく施錠した状態で駐輪場などで将棋倒しのような、非常に大きな力が加わった場合等にケースが割れるのだと考えます。


以下私見です。
一発二錠の使用にあたっての注意事項は取扱説明書に書かれていると思われますし、「ハンドルをロックする機構が割れている」のが見えるわけですから、そのまま継続使用するのは危険と想像が付くと思います。
また内部的に不具合を起こす前にケースが割れて異常を知らせる構造になっているわけですから、Fail Safe的に考えても製品に問題はないのではないかと考えます。
そのまま使用するのは使用者の管理責任問題だと思います。
ただリコールで対策部品が出るわけですから改善の余地があったのも事実ですね。
しかし対策部品に交換したからと言ってケースが割れなくなるわけではありません。
やはり異常な力がかかれば割れると思われますので、亀裂等に気づいた際には大事に至る前に点検、交換作業をお願いします。

なお弊店ではブリヂストンの自転車の作業は承れますが、ヤマハの作業は承れません。
あしからずです。
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