BE-ALL BRS-500 SV

一見ギア無しのちょっと変わったスタイルのミニベロのようで、実は内装8段変速を装備したちょっと変わった？ミニベロ。
でもそれだけではなく、色々考えられているところが多々あります。
まず内装ギアがポイント。
外装ギアですと変速機を打ちつけディレイラーハンガーが曲がったりすると、変速不良を起こしたり、最悪チェーンがスポーク側に落ちて車輪のロックや部品の損傷がありますが内装なら心配なし。
そして8段もありますからギア比もワイドレシオになっています。
トータルレシオ307%ですから、例えばロードレーサーでよく使われるフロント50X34T、リア12-25Tのギア比とほぼ同じ変速比ということになります。
更にハブに装着されているスプロケットを変えることで全体的に軽めのギアにも、重めにもできます。
またディレイラーハンガーも付いていますので外装ギアにすることもできます。

ホイールは451サイズですので一般的な406サイズの20インチより走りは軽快になっています。
そして使えるのがフレームマウントフロントキャリア台座。
小径車の場合普通に前カゴを付けると、荷物を積んだ際に安定性が損なわれやすい傾向にあります。
しかしこのBRS-500はフレームに専用のフロントキャリアを装着でき、これにカゴを装着できます。
そういうわけでカゴはフレームに装着されることになるので、積載してもハンドリングが不安定になりづらい工夫がされています。

というわけで実は結構凝ったミニベロなのです。

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