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TREK DOMANE 6.2 [ロードバイク]

trek_domane62.jpg
話題のドマーネです。
マドンだってどこも不満なく、それこそ数年前は多くのメーカーがマドンになりたがっていた(目標としていた)と思え、しなやかな乗り味と進む感の両立を目指していました。
マドンだって止まっていたわけではなくやはり進化していたのは歴代のマドンに乗るとわかります。
そんなところへドマーネです。
このバイクの大きな特徴はIsoSpeedと名付けられたシステムによりシートチューブとトップチューブが独立していることです。
実際サドルに体重をかけてたわませるとヤバイくらいにしなるのが体感できます。
それこそシートチューブは目で見てしなるのが(なんとなく)わかるくらい。
もちろんヤバイはずはないのですが、経験的にはヤバイくらいしなりを感じます。
今多くのメーカーがしなやかさ追求のためVERTICAL TORSION(縦方向のしなり)を求めていることを考えると、このしなりはアドバンテージが高いと言えるでしょう。
そしてフォークのアクスル取り付け位置(爪)が、一般的な自転車とは逆にホイールベース内側にオフセットされています。
ちょっと新鮮。
ジオメトリを見るとマドンに比べヘッドアングルが寝ています。そこへ更にベンドフォークを採用しております。
これらは安定性と振動吸収性のためでしょう。
しかし普通の爪位置ではオフセットが大きくなりすぎてしまうのを補正しているのでしょうね。
それでも一般的なロードバイクからするとオフセットは大きめです。
でもトレール値はマドンよりちょっとだけ大きいというのがこのバイクの性格を語っていると思います。
ベンドフォークにより振動吸収性を上げ、更にちょっとだけトレール値を大きめにして直進安定性を高め、そしてIsoSpeedによるしなやかなフレームの組み合わせで乗り心地と安定性を高い次元で両立。
ちょっと難しい話でスミマセン。
実際乗ってみると、ゴンゴン、ガツガツではなく、コンコンでもなく、トントン(いやトトトンか?)といなしてくれる割にはマドンな乗り味とでも言いましょうか、あいかわらず自転車の乗り味ってのはアナログというか表現が難しいです。
ま、とにかく体感と数字上から読む予感が一致し、かつ高い次元で両立されているバイクです。
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